令和5年度スタート!! その2

前回の続きです。

スタッフメンバーが連れてきた健聴者の練習参加です。
今までろう者との出会いは少なく、学生時代に指文字を経験した位という。
かなり前のことなので今はもう殆ど覚えていないと言っていました。
さらに高校時代は太鼓部に所属していたという太鼓経験者でした。

とにかく太鼓を打ちたい!ということを聞いていましたが、
聴覚障害者がいる太鼓チームに馴染めるかどうか不安があったようです。
まずメンバーとのコミュニケーション方法については一旦置いといて、
一緒に基本打ち込み、レパートリー曲を一緒に打ちながらリズムを覚える。
そのやり取りの中で少しずつ手話も覚えていく。
単語ごとの手話、身振り、ジェスチャーも大事なので積極的に話ししていく。
覚えた手話でやりとりをし、お互いに励まし合いながら太鼓を楽しみましょう。
と事前に話し合いをしていました。

そして恐る恐る、緊張した足取りで練習場にやってきました。
実は前に見学、体験で一度来たことはあったが今回は一人で来ました。
挨拶の手話を覚えてきてくれて、メンバー一同も嬉しく笑顔から始まりました。
太鼓経験者なので基本的なことは気にしていませんでしたが、
ろう者に対しての打ち方の指導でもリズムや曲を覚えるのがとても早い!
私達も彼女の太鼓好きに負けず頑張って練習して、手話も覚えてもらって、
一緒に舞台に立てるように頑張ろうと気合が入った一日でした。


※顔出しはまだしません。本人に写真掲載の許可を得ています。

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